外部収納

12月 14th, 2021

 家造りで大部分の人が収納を重視することと思います。この収納とは室内の収納ばかりが注目されてしまい、屋外で使用するもの、室内に収納しておくことができないものを収納する外部収納は忘れ去られてしまうことが多いのです。後から気づいて庭やカーポートスペースに慌てて物置を設置するというケースも少なくありません。収納への満足度を高めるにはこの外部収納においてもしっかりと計画しておかなければなりません。
私が住んでいる地域は冬の寒さが厳しく、冬はスタットレスタイヤが必須です。そこでこのタイヤを保管する場所が我が家には必須でした。そこで建物内に生まれるデッドスペースを利用して外部収納を計画しました。そうすることで庭やカーポートスペースを占領することがありませんし、何よりも住宅の外観をスッキリとさせることができるのです。素敵な住宅でも物置が目に入ると一気に生活感で溢れてしまいます。建物内に外部収納をビルトインさせることで見た目の印象を損なうことがなく、屋外で使用するものをきちんと整理整頓しておくことができます。
外から物の出し入れができるように勝手口を設け、しっかりと照明も設置しています。車から外部収納に、外部収納から車に物を移動させることもあるため、外部収納とカーポートの動線、そして通路幅をしっかりと考慮しました。スタットレスタイヤだけでなく、アウトドア用品、子ども達の屋外用おもちゃ、ガーデニング用品、お米の備蓄庫としても利用しています。外からの動線だけでなく、室内からの動線を確保しました。
室内からの動線があることで、日用品や掃除機など室内で使用するものも整理することができています。
このように外部収納においてもしっかりと計画し、収納への満足度を高めておきましょう。

リビングに求められるあかり

10月 19th, 2021

 家族が長時間共に過ごすリビングは、その時々の気分や目的によって適したあかるさで空間を照らし、より空間の居心地の良さや過ごしやすさに繋げたいものです。
そこで、リモコン一つで明るさの度合いや色温度を簡単に操作できる照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。気になるのは色温度です。色温度とは、光の色を数値で表したものです。高い色温度はより爽快な雰囲気に、低い色温度ではより落ち着いた雰囲気をつくることができるのです。人が心地よさを感じるのは快晴の青空です。そこで一日の始まりや朝目覚めた時、リフレッシュしたい時には、スッキリとしたあかるさが求められます。そこで色温度が高い白~青っぽい光色で空間を照らすことで、スッキリと、爽やかな気分になります。
家族みんなで過ごす夜の時間はくつろぎのあかるさが求められます。色温度が低い赤みがかった光色で空間を照らすことで、夕暮れ空をイメージしたより落ち着いた雰囲気の空間が広がります。そうすると部屋のくつろぎ感が高められ、家族や友人達とくつろぎ、リラックスするには最適なのです。リビングでは読書や勉強を行うこともあります。この場合は、スッキリとした色温度が高い白~青っぽい光色で空間を照らし、尚且つあかるさの度合いをアップさせます。そうすることで文字がくっきりとして読みやすさが増します。
このようにリビングにはその時々で求められる色温度やあかるさの度合いも異なります。色温度や度合いを調整できる照明を選択して、リビングで過ごす時間がより充実としたものとなるようにしておくのも大事なことなのではないでしょうか。

和室

9月 3rd, 2021

 住宅の洋風化が進む中、和室が一室も設けられていない住まいも珍しいことではなくなってきました。
以前は、玄関近くに独立型の和室が設けられていました。客間として利用したり、親戚などが泊まりに来た時の宿泊部屋として活躍していたのです。リビングからのテレビの音や喋り声を気にすることなく、ゆったりとくつろいでもらうことができますし、トイレも気にすることなく利用できます。
しかし、最近ではリビング延長型の和室が設けられることが多いです。リビング延長型にすることで、リビングを広く見せることができますし、リビングの延長として和室を多目的に利用しやすくなります。普段は建具で仕切らずオープンにしておき、普段使いしやすい和室にしておくのです。畳を琉球畳にして和のふんいきを抑えることで、リビングと開け放っても違和感がなく、むしろこの畳がいいアクセントとなってくれるのです。建具で仕切れば和室を個室として利用することもでき、宿泊部屋高齢になった時の夫婦の寝室としてなど利用させることができるのです。我が家のリビングの延長線上に小上がりスタイルの和室を設けました。腰掛にちょうどいい高さの小上がりスタイルの和室は、家事の合間などちょっと腰を下ろしたい時にベンチ代わりとして利用でき便利です。建具で仕切らなくても、高さがあることで空間に立体感が生まれ、空間のメリハリが生まれるのです。異なるテイストの空間が隣接しても互いの空間に違和感を与えません。畳の下のデッドスペースを利用して引き出し収納を設けることもできています。今や和室は暮らしに合った空間でなければならないのです。

二階リビング

3月 12th, 2021

 暮らしの中心となるリビングは一階に設けられることが多いです。しかし、リビングを二階に設けることで得られるメリットもあります。

一番のメリットは、リビングが明るく、日当たりがよくなることです。家族が長時間共に過ごすリビングは、どの空間よりも居心地を良くしておきたいものです。寝ている時間を除き、過ごす場所と言っても過言ではないだけに、明るく、開放感溢れた空間が求められます。そして、プライバシー性の高いリビングにすることができます。

リビングが一階の場合、窓を開けると道路を行き来する人の視線や近隣住民の視線が気になるということも多いです。カーテンを閉めっぱなしの生活をしいられてしまうのです。二階リビングにすることでこれらの気になる視線を遮り、カーテンを使うのを最低限にすることができます。また、窓を設ける際には、隣接する住宅と窓の位置が合わないように配慮することで視線の気にならないプライベート感溢れる空間が得られるのです。

天井も高くすることができます。リビングの家には屋根しかないので、屋根の形状を調整することで天井の高さを高くしたり、屋根に合わせた勾配天井にすることができます。天井高さの自由度が高いのです。天井が高いことでより広々と開放感溢れる空間となります。また、この天井高を活かしてロフトを設けることも可能です。このような魅力がある一方で、外出時や帰宅時、ゴミ出しや来客時など階段の上り下りをしなければならず、若い時はいいのですが、妊娠時や高齢になるとこの階段の上り下りが体に大きな負担となります。

暮らしの中心をどこに設けるかをしっかりと計画しておきましょう。

家族で使えるリビング収納

2月 17th, 2015

リビングの床やソファの上に着ていた上着や持ち歩いたカバンが散らかっていませんか。
これらが散らかっていることでリビングの居心地は悪くなります。
家族がゆっくり快適に過ごせるリビングにするにはリビングに物が散らからないようにする必要があります。

上着を一時的に掛けておける場所があるといいと思います。
同様に子どもの幼稚園カバンやランドセル、持ち歩いたカバンも一時置き場があればリビングの床やソファの上に物が散らからずきれいなリビングをつくりだすことができます。

帰宅するとまずリビングに向かいます。
向かう先のリビングに家族で共用できる収納スペースを設けることでリビングが散らかるという問題が解決できるのです。
この収納スペースを設ける時のポイントとして自分できちんと物を整理できるようにしておくことが大事です。
上着を掛けておくポールにおいては上下二段に設けることで、身長の低い子どもも自分で服を掛けたり、物を取り出したり行えます。
下段には子どものおもちゃ、中段には救急箱やファイルボックスなどと上・中・下と収納スペースを有効活用させ小さい子どもから大人まで使いやすい収納スペースにするといいでしょう。そうすることで自分のものは自分でしっかり管理するようになると思います。

リビングが散らかっていると快適に過ごせないどころか、イライラしてストレスの原因にもなります。
ストレスを感じることなく家族がホッとやすらげてくつろげるリビングにするには物をしっかり収納し、物が散らからない環境を整えておくことが大事なのです。

プライベートルーム

12月 11th, 2012

 子ども達のプライベートルームは、いわゆる子ども部屋で、勉強をし、遊び、眠るところです。では、大人にとって、プライベートルームと言うのは、どんな部屋でしょうか。自分を取り戻す空間と言えるのかもしれません。それぞれの個性によって、その部屋の様子は変わってきます。

例えば、我が家の場合、主人のプライベート空間はロフトです。二畳程度のフローリングの空間です。工務店さんに作りつけてもらった机とラックがあります。そこに、乗り物の模型が置いてあります。時間を見つけて、少しずつ作ってきたものです。主人は、この狭い空間で、模型を作るとき、子どものような目をしています。私は、キッチンの隣の二畳程度のスペースです。そこにも、やはり、机を作りつけてもらいました。私は、ここに、ノートパソコンをおいて、家事の合間に、全国の仲間たちとメールをします。転勤族だった私が各地で孤独にならなかったのは、パッチワークのお陰でした。ちょうどパッチワークが流行した時期でもありました。引っ越しした先で、パッチワークを通じて、すぐ友達ができ、離れ離れになった今でも、メールで作品を見せ合いしています。

 家族みんなで暮らす家ですから、皆が集い、くつろぐリビングダイニングは大切な空間です。それと同じくらい、一日にわずかな時間であっても、自分自身と向き合う時間が重要です。大人の数だけ、色々なプライベートルームが存在します。自分の好きな本を読む書斎であったり、釣りの道具を手入れする部屋であったりします。独立した部屋が無理な場合は、寝室に間仕切りしたコーナーを作ってもいいし、リビングの一角でもかまいません。住まいに大人たちが夢見る空間を作ってみましょう。

リビング階段にするかしないか

12月 9th, 2010

最近の流行っているのが、リビングに階段を設置して親子のコミュニケーションを保つためにと玄関からすぐ二階に上がれる階段にしない人が増えています。

佐賀で注文住宅を建てた友人に聞いたところ、最近の新築ではリビング階段にしない家よりもする家のほうが圧倒的に多くリビング階段の人気が伺えます。

大きくなったら親と顔を合わせるのがめんどくさいといった子供の意見は反映されず、コミュニケーションを大切にしたい親の意見でそのようなつくりになることが多いようです。

でも、好き嫌いがはっきり分かれるのだそうで「絶対リビング階段」という奥さんと「リビング階段はイヤ」という奥さんがいるのだとか。

リビング階段にしたい奥さんは「帰ってきた子供を笑顔で迎えたい」「友達が来たときに誰が遊びに来ているのかわからないのは困る」などといった意見が聞かれます。

反対派の意見としては「子供にもプライベートがある」「反抗期になったら親の顔を見るのも嫌だろうから、お互いがやりやすいようにしたい」といった意見が聞かれます。

子どものプライベートは考えてあげないといけないことですが、実際は「友達を連れて帰ったら、リビングで母親が昼寝をしていた」とか「夜遅く、塾から帰ってきたら、お父さんがパンツ一丁で涼んでた」とか、親の側が気をつけなければならないことも多々あるようです。

後にリフォームをすることもできるのでそんなに深刻な問題ではないと思われますが、暖房効率がよくないという事実は切実なので、リビング階段を利用するのなら、ロールスクリーンなどの仕切りをつけることそおすすめします。