漆喰

2月 19th, 2011

健康住宅に良く使われる壁材、漆喰。

聞いたことはあるけれど見た事がないとかわからないとか言う人もいるかもしれません。

古いお家の壁や、塀、蔵の壁などに使われている白い塗り壁の材料です。お城などでも良く見られます。

山形で健康住宅を建てた従妹に聞きました。

この漆喰、原材料は石灰です。天然のものなので化学物質を含んでいません。

最近は室内の壁に使われることも増えています。主流だった壁紙のクロスは張るために大量の化学接着剤を使います。

問題はこの接着剤に含まれる化学物質です。これが作用してシックハウス症候群の原因になってしまいます。

ひどい場合には化学物質過敏症になり、外出もままならないなんて事にもなります。

しかし、この漆喰の壁にすると化学物質を含まないばかりか、空気清浄の効果があり、室内の空気をきれいにしてくれる作用があります。

そして調湿効果もあるので室内の湿度が低く、いつもからりとしています。夏は涼しく、冬は暖かい。そんな快適空間が出来上がります。

なんといっても空気がきれいなことが一番ありがたいでしょうね。クロスにした場合と比べると考えられないくらいに抜群の空気環境です。

しかも部屋を6面体と捉えるとそのうちの5面は壁材で囲まれることになります。残り一面は床材です。

それだけの量のクロスに囲まれるのと漆喰に囲まれるのとではものすごい差が出てきそうだということは見なくてもわかります。

工務店も集客の時に健康な住宅をアピールしていることが増えてきています。

そんなわけで私は家を建てるなら漆喰の内壁にしたいと思っています。