美しい玄関を目指して
6月 21st, 2017玄関は住まいの顔でもあり、第一印象を決める非常に重要な空間です。それだけにどこよりも美しい空間が求められます。我が家はそれを実現するために玄関の動線を2つに分けました。メインの玄関の横には、収納力のあるシューズクロークを設けました。このシューズクロークを家族用の玄関としても利用できるようにしました。
シューズクロークの収納力を高めたことで、メインの玄関部分には靴箱など余計なものが一切必要なく、スッキリと広々とした空間が広がっています。家族みんなの靴を大容量に収納できるだけでなく、土間収納スペースも確保しました。ここにはベビーカーや三輪車、買い物カートやゴルフバック、レジャー用品やアウトドア用品など屋外で使用する物をしっかりと収納できています。これらは室内に収納しておくことができませんし、屋外で使用して汚れていてもそのままサッとここにしまうことができるのでとても便利です。大きさのあるものもスッポリと収められるのでメインの玄関部分に物が置きっぱなしになることを避けられているのです。
家族用の玄関で屋外で使用した物を片付け、履いていた靴をしまい、そのままスムーズな動線で室内へ入れるようにしたことで、まだ小さな子どもでも物や靴をしまうという習慣が自然と身に付いてきました。収納を設ける際には収納量や出し入れのしやすさが大事なのですが、それに加え動線にも配慮することが大事なのだと実感しています。行き止まりのシューズクロークだとつい「しまう」という作業が後回しになってしまいがちなだけに動線のスムーズさは大事なのです。我が家はこれで美しい玄関を保つことができています。