あかり
1月 9th, 2018照明を選ぶ際にはついそのデザインばかりに注目しがちで、明るさの色味や明るさの度合いまでしっかりと考慮して選ぶ人は意外と少ないです。しかし、気分や目的に合わせてあかりを変えられる照明を取り入れることで、空間の居心地がより高められるのです。
例えば、一日の始まりはすがすがしくスタートさせたいものです。人が心地よさを感じるのは快晴の青空です。すがすがしく、爽やかな気分になるので朝の目覚めの時やリフレッシュしたい時は、白~青っぽい光色の明るさで空間を照らすといいのです。家族みんなが集う夜の時間帯はよりくつろげる空間が求められます。この場合、赤みがかった光色で空間を照らします。夕暮れ空をイメージした、より落ち着いた雰囲気の空間が広がるのです。部屋のくつろぎ感が高まり、お友達や家族とリラックスしたい時には最適です。
読書をしたり、勉強をする時には、白~青っぽい光色で明るさの度合いをアップさせます。そうすることで文字がくっきりとして読みやすくなります。読書や勉強の際には適したあかりとなります。特に家族が長時間過ごすリビングでは、いろいろなことをして過ごします。その時々でぴったりの明るさで空間を包むことで、暮らしやすさや空間の快適性を実感できるだけに、照明のデザイン性だけでなくあかるさの色味や度合いにまで注目してみるといいのです。
どこにどのような照明を設けるかという配線計画は、家造りの後半でプランニングします。設置場所にもしっかりと目を向け、適した位置に適した明るさが広がるようにしたいものです。