間取りや動線
4月 18th, 2018家造りでまず最初に決めることが間取りです。間取りによってその住宅の暮らしやすさが左右するだけに、住宅内の動きを考えながら動線をイメージして暮らしやすさを感じられるように間取りを決めましょう。家族のライフスタイルや成長に合わせるとより住み心地の良さを得られるのです。暮らしの中心となるLDKを拠点に、そこから洗面室、和室、階段へ行く動線にします。
このような間取りが最近非常に多くなっています。こうすることで廊下の面積が少なくなり、居住スペースを広々と確保でき空間を有効活用しやすくなるのです。今までは当たり前に設けられていた廊下が最近ではデッドスペースとして考えられるようにもなり廊下を設けないで済む間取りが人気なのです。家事を行う上では、キッチンと洗面室を頻回に行き来をします。
このキッチンと洗面室までの移動距離を短くして家事の効率化を図りましょう。キッチンの裏に洗面室を設ける家庭やキッチンの横に洗面室を設け、キッチンから洗面室へは4、5歩で行き来できる動線の短さにしておきます。これなら同時に2種類の家事を行いやすく、家事の効率が高まり家事の時短を実現できるのです。
また、洗面室は家事を行う上でも重要ですが、生活を送る上でも家族が一日何度も利用する空間でもあります。そこで使用頻度の高い洗面室を行き止まりのない回遊型動線にしておくのもいいでしょう。家事効率を考えるとキッチンからの動線の短さがポイントとなるのは先ほど確認しました。もう一方向、玄関からの動線を確保します。外で遊んで子ども達が帰宅すると汚れていることも多いです。
玄関からスムーズに洗面室へ行くことができれば手洗いの習慣も身に付きやすく、また玄関と洗面室の動線を短くすることで汚れて帰宅した子ども達が室内を汚すこともなく洗面室でスムーズに汚れを落とせるのです。回遊型の洗面室は家族にとっても家事をするママにとっても便利さを感じるのです。