ハウスメーカーVS工務店

6月 13th, 2018

家造りを進めるには依頼する業者を選ぶことから始まります。しかし、大手ハウスメーカーから地元に密着した工務店まで併せると数多くの業者が存在するだけに、その中から自分達に合った一社を選び出すというのは実は難しいことなのです。まずは自分がハウスメーカー向きなのか、工務店向きであるのかを見極めてみましょう。

ハウスメーカーは、会社としての規模が大きく、社会的ブランド力を持っています。カタログやモデルハウスなど家造りのイメージを湧かせるための材料が豊富にそろっていますし、画一化されたデザインを持っているため提案力もあります。しかし、商品の規格化のため、寸法など自由にならない部分がありますし、自社商品のみしか売ってくれないということもあるのです。広告宣伝費やモデルハウス維持管理費などさまざまな経費が建築費に上乗せされてしまうので価格がどうしても高めになるのです。標準仕様の価格で考えていても、オプション要素で金額が高くなっていくことが多いのです。

工務店は、大手ハウスメーカーのように一目みただけでどこのハウスメーカーのものなのかが分かる大量生産の家造りとは異なり、建築主の希望やこだわりが活かされた一品生産の家造りを行うことができます。地域での評判を大事にするため施工はもちろんのこと、引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視してくれるので安心できます。しかし、世間一般的に会社規模が小さいため不安視されることも多いですし、提案力に欠けていたり、最先端のデザイン性には欠けてしまうかもしれません。広告宣伝費などがかからないため、同じ仕様の住宅ならばハウスメーカーよりも安くつくることができます。まずは特徴を押さえ、自分達に合っている方を選択し、最高の一社を見つけ出しましょう。