可動間仕切り収納
2月 24th, 2020我が家の子ども部屋に設けたクローゼットは、動く仕掛けになっており、間仕切りの役目を果たしてくれながらも収納機能を兼ね備えたものを取り入れたのです。これを採用したのは、子ども部屋は子どもの成長によって空間に求められることが変化してくるからです。この変化に対応できる空間造りを行うには、この可動間仕切り収納はピッタリなのです。
そこで個室の子ども部屋を設けるのではなく、広々としたワンルームの子ども部屋を設けました。このワンルームが将来的には二つの個室となります。そのためあらかじめ出入りするドア、窓、コンセント、照明など二部屋分設けておきました。このように環境を整えておけば、個室に区切る際には大掛かりなリフォームは一切必要なくなります。幼少期は、個室を必要とせず、広々とした空間で走り回って遊んだり、おもちゃをたくさん並べられるスペースが求められます。この時期は壁に沿わせるようにこの可動間仕切り収納を設置しておけば広々とした空間が確保できます。小学校高学年になってくると今までのように兄弟姉妹の繋がりを感じることができながらも、自分だけのプライベートな空間も欲しくなるものです。そこで可動間仕切り収納を半分だけ部屋の中央へと移動させます。このようにすることで空間の繋がりを感じながらもプライベートな空間を手に入れられます。中学・高校生頃になると個室を求めます。残りの可動間仕切り収納を移動させ空間を完全に区切るのです。このようにすれば2つの個室が得られます。女性一人でも簡単に移動させることができ、天井の高さに合わせてオーダーメイドできます。子ども部屋にはこれを取り入れ、「今」にピッタリの空間造りを行ってみてはいかがでしょうか。