コンロ・シンクまわり 調味料や器具を絞る
4月 26th, 2020調味料や調理器具を色々試すのは楽しいことです。ですからキッチンはそれらが増えて、気が付くと使いにくいキッチンになってしまっている事がしばしばです。でも、調味料や調理器具の数は、自分にとって必要なだけあれば良いのです。必要な物を探し回り、キッチンを行ったり来たりと動線が悪いと、料理も上達しません。
現代の日本では、和食・洋食・中華・イタリアン・フレンチなど、世界中の料理が味わえますが、家庭で頻繁にあらゆる国の料理を作る人は、あまりいないでしょう。自分の得意分野を絞って、それに合わせて調理器具や調味料を用意すれば、キッチンに物が増えすぎないのではないでしょうか。得意分野を決めると、頻繁に作るようになるので、より美味しい料理が出来るようにもなり、不必要な物はあるのに、必要な物が無いという事もなくなります。
料理を自分でするようになって、最低限用意する物は、鍋・ザル・ボウルが2個ずつ、まな板と包丁が1個ずつ位です。そこからスタートし、得意料理に合わせて、鍋はホーローが良いのか、圧力鍋が必要なのか、あるいは、生ものと野菜のまな板を分けたいので、もう一つ買おうか、フライ返しは無いと不便だ、菜箸は必需品だ、などと分かってくるので、必要な物を足していきます。実際の料理から出てきた必要なものですから、死蔵品にはなりません。
調味料は、さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)、せ(醤油・旧仮名遣いでせうゆ)、そ(味噌)が必需品で、油やコショーも必要ですが、その他得意料理に合わせて随時プラスします。全国の味噌を集めることや、世界中の塩を試したいなどという趣味は、優先させても良いでしょう。
使い勝手が良いキッチンにするために、物は厳選しましょう。