かしこく住宅ローンを組もう
8月 3rd, 2021 夢のマイホームを購入すると大部分の人が住宅ローンを組むことと思います。住宅ローンを組むにあたり、借りられる額のことばかりを考えてしまうと思いますが、住宅ローンを組む際に大切なことは、借りられる額を知ることではなく、実際に返せる額を把握することなのです。借りられる額が気になる場合、目安となるのは年収をベースにした借入限度額であり、総返済負担率を使って計算することで簡単に知ることができます。
しかし、しっかりと返せる額を考えておくことこそ大事なのです。
返せる額を決める方法として一般的なのは、住宅ローンの年間負担率を多くても年間手取り収入額の30%以内におさえることです。ただし、教育費などがかかる場合には25%以内が理想と言われています。また、住宅ローンの金利と返済期間によっては、借りられる額も変動していくので注意が必要です。さらに、将来の不測に備えて住宅ローンにはボーナス返済を組み入れない方がいいとも言われています。自分は安定しているから大丈夫!という人でも将来何があるかはわかりません。できるだけ頭金を多く入れることで借り入れ総額を減らし、住宅ローンを組むということが、将来をラクにするためのかしこい住宅ローンの組み方だといえます。
マイホームを手に入れても毎月の返済に追われるような暮らしでは意味がありません。心底マイホームを満喫するには、無理なく支払い続けることができ、趣味を楽しみながらもしっかりと貯金もできるようにしておかなければならないのです。