7月 4th, 2022
我が家の新居は、地域に密着した工務店に依頼しました。その工務店は独自のこだわりがあり、浮造りのフローリングに漆喰壁と自然素材にこだわっており、ここに深く共感したのです。
また、我々目線で住宅への知識を詳しく説明してくれ、親身になって相談にのってくれました。家造りを行ったほとんどの人が、予算をオーバーしたという失敗談を口にします。しかし、我が家は限られた予算で期待した以上の住まいを手に入れることができたのです。それは常に的確なアドバイスがあったからです。予算がかさむ提案をしてくる時には同時に節約できるポイントもアドバイスしてくれました。幅広い選択肢を提供してくれ、その中から最良の一つを選ぶことができ、希望の叶いやすい家造りでありながらも、よりよい住まいを手に入れることができたのです。
家造りは人生最大の買い物と言えます。大きな金額の買い物となるだけに、後悔や失敗はできるだけ避けたいものです。数多くの業者と出会う中で感じたことは、家造りも人と人との関わりの中で行われるということです。本当に信頼できるパートナーでなければ安心して家造りを任せることなどできないのです。
自社の利益ばかりを数字を並べてアピールする業者では、家造りを成功させることなどできないと思います。引き渡し時にはこれでお付き合いが終わると思っていた私でしたが、これからが本当のお付き合いと思って何かあればすぐにご連絡ください!という言葉をかけてくれたのでした。この言葉を聞いた時に心底この業者に依頼してよかったと実感できたのです。
ハウスメーカーから工務店まで併せると数多くの業者が存在します。業者選びは容易ではありませんが、まずは自分達に合った最高のパートナーを見つけ出し、家造りの大きな第一歩を踏み出しましょう。
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6月 9th, 2022
たくさんの光熱費と水を使用する浴室は、家計の大事な節約ポイントとなります。しっかりと節水して、光熱費を節約することで家計への負担が軽くなるのです。
そこでまず。冷めにくい浴槽で光熱費を大幅に削減します。今までの浴槽は、断熱効果が弱く6時間で5~6度もお湯の温度が冷めていきました。時間をおいて後から入るともうお湯がぬるくなっていたのです。しかし、浴槽全体を断熱材で覆った断熱性の高い浴槽であれば6時間で2~3 度と2倍以上お湯が冷めにくいことになっているのです。
もちろん追い炊きや自動保温の必要性も減るので、光熱費の大幅な削減につながるのです。そして、湯量が少なくて済む浴槽にしておきます。浴槽の大きさも光熱費削減に深い関係があるのです。最近の浴槽は45㎝前後と浅型になっています。また、角部分を丸くしたり、浴槽内に半身浴用のステップが設けられているものなどもあります。従来は300リットル以上だった容量が、このような浴槽であれば約260リットル程度にまで少なくなったタイプもあり、その分水道代や光熱費を削減できるのです。
シャワーにも注目しておきましょう。入浴中は面倒くさくて、ついつうい水やお湯を出しっぱなしにしてしまいがちです。最近のシャワーヘッドには水の出し止め用のスイッチがついているタイプがあり、手元で簡単に水の出し止めができるのです。とても便利ですし、大幅な水道代や光熱費を節約することができるのです。
これらの点に注目し、家計に優しい浴室を手に入れ、より快適でバスタイムを過ごせるようにしておきたいものですね。
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5月 9th, 2022
キッチンにはカップボードの存在は欠かせません。我が家はこのカップボードをキッチンスペースに合わせて造り付けました。キッチンスペースいっぱいに広がるカップボードは天井近くにまで広がっており収納力抜群です。スペースにスッキリと収められた家具はスッキリとした印象を与えてくれていますし、建物にしっかりと固定されているため大地震の際でも倒れ込む心配がなく安心なのです。
扉3枚分にも広がるカップボードには全面にすりガラスの扉が設けられています。キッチンで家事をする時にはフルオープンにして、サッと取り出せ、しまえるようにしています。そして、キッチンを使用しない時や来客時にはフルクローズにします。ホコリをかぶる心配もありませんし、来客時には目に触れると生活感を与えるキッチン家電などをスッキリと隠してくれるため生活感を与えません。フルクローズにしてもすりガラス調なのでキッチンにあかるさを通すため閉鎖的な印象となることもないのです。扉一面はキッチンパントリーとして利用しています。乾物やレトルト食品、調味料やお菓子、ジュースなどのストック品をはじめ、調理器具やレシピ本までたっぷりと収めることができています。この隣の扉一面は食器類を収納しています。普段使いするものからお客様用のものまでまとめてここ一か所に整理することができているのでお皿選びがしやすいですし、お弁当箱やタッパーなどもここに収納しています。
そしてこの隣の扉一面にはキッチン家電を設置・収納しています。毎日のように使用する炊飯器や電子レンジは使いやすい位置に設置し、使用頻度や大きさに合わせてホットプレートやたこ焼き器、フードプロセッサーやミキサーなどのキッチン家電を上段・下段の棚にスッキリと収めることができています。キッチン振り返ると一面に必要なものが取り揃えられており家事効率も高められています。
我が家はこのカップボードのおかげでキッチンの居心地もとてもいいのです。
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4月 9th, 2022
子育て真っ最中のママ達は、日々家事や育児に追われて慌ただしく過ごしています。それに加え、外で仕事をしているママ達も大勢います。毎日慌ただしく過ごすママ達にとって自宅でホッとできる場所があると嬉しいものです。
そこでキッチンからより近い場所にママの居場所となるママスペースを設けておきます。キッチンからより近い場所に設けることで、家事の合間の時間をより有効活用させることができます。家事の合間にちょっと腰を下ろして休憩することもできますし、コーヒーを飲みながらママ個人の時間を大切にすることもできるのです。
一体感のあるLDKの一角に設けられたママスペースは、リビングで過ごす子ども達の様子もしっかりと目が行き届き、安心して自分の時間と向き合うことができるのです。ママの憩いの場として活躍するだけでなく、ママのワークスペースとしても活躍してくれます。ママの行う家事は立って行うものばかりではなく、家計簿をつけたり、裁縫をしたり、スケジュール管理や宿題のチェックなど座って行う作業も多いです。
これらの作業を誰にも邪魔されることなくスムーズに行えるのでとっても便利なのです。パソコンを使用したり、スマホなどを充電することを考慮してカウンター上部にはコンセントを設けておき、ノートパソコンや書類、裁縫道具などをきちんと整理できるように収納スペースもしっかりと確保しておきます。
キッチンで野菜やお肉を煮込んでいるわずかな時間でも、ママスペースで別のデスクワークを行うこともでき、家事の同時進行もしやすくなるのです。
自分だけの居場所があることで、ホッとでき、心身ともにリラックスでき、明日への原動力に繋がるのです。
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3月 11th, 2022
屋根の下に生まれるデッドスペースを有効活用させて収納スペースとして有効活用させている家庭は多いです。2階の1/2未満のスペースであることと、天井高1.4m以下という条件を満たすことで、床面積に含まれず2階建てとして設計できるのです。
もっとたくさん収納できるスペースが欲しい!収納は欲しいけど居住スペースが狭くなってしまうのは避けたい!など収納への悩みは尽きません。この収納への悩みを解消するためにも屋根の下を上手に活用させるのです。ここには普段よく使用する物を収納しておくのではなく、普段使わないものをストックしておきます。ワンシーズンだけ使用する兜や雛人形、鯉のぼりにクリスマスツリーなどを整理しておくにはピッタリです。これらの収納場所に頭を悩ませている家庭も多いだけに、屋根の下を利用してこれらを整理しておくといいのです。
他には扇風機や石油ヒーターなどの電化製品、趣味道具をまとめて管理しておいたり、なかなか捨てられない思い出の品を保管しておくにも最適です。普段使わないものはこの小屋裏収納にストックしておき、居住スペースにものが散らからないようにしておきます。この小屋裏収納を設ける際には、ここへの行き来をどのように行うかということもしっかりと計画しておきましょう。
今までは急勾配のハシゴでの行き来がほとんどで、これでは安全性に欠けてしまいますし、物の出し入れもしにくく、次第に使わない収納スペースとなってしまうことが多いのです。そこで固定階段で行き来ができるように計画しておきます。これなら安全性がグンと高まりますし、物の出し入れもしやすいのです。
住まいに生まれるデッドスペースを無駄にせず、上手に有効活用させましょう。
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2月 14th, 2022
壁の厚みを有効活用させていますか。最近では、壁の厚みを有効活用させて、飾り棚として利用したり、収納スペースとして利用する「ニッチ」が多く取り入れられています。
壁の厚みを有効活用させるので、デッドスペースを生まない住まいにもなりますし、スペースに影響しない点が人気の理由とも言えます。
しかし、建物の構造や工法によってはニッチを設けることができなかったり、設ける位置やサイズが限られてしまうことも多いのですが、有効に利用できる壁を上手に取り入れ、空間をよりオシャレに、また収納スペースの充実に繋げたいものです。
我が家の新居の玄関ホールにはお客様用のスリッパを収納する収納スペースを壁の厚みを利用して設けています。
今までは置き型のスリッパラックを設置していたのですが、広さに限りのあるスペースにこれがあると出入りの際に邪魔に感じてしまうことも多かったですし、いざ使用する時にはスリッパにホコリをかぶっているということも多かったのです。壁の厚みを利用してスリッパラックを設けたことで、玄関がスッキリとして出入りのスムーズさが増しています。
このスリッパラックの前にはミラー扉を設けているので、使用頻度の低いお客様用のスリッパにホコリをかぶる心配もありません。扉が鏡なので、家族が外出する前の身だしなみをチェックするには最適となっています。空間をあかるく、華やかにするには、ニッチの上部にダウンライトを埋め込み、ギャラリーのように趣味のものを飾るといいでしょう。
壁の厚みをさまざまな用途で有効活用させましょう。
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1月 18th, 2022
最近では間仕切りなどで閉じられたキッチンではなくリビングと一体化したオープンなキッチンが増えています。
オープンなキッチンにすることで誰でもキッチンに近寄りやすく、また手伝いもしやすいのです。家族はもちろん、友人達を招いたクッキングパーティーにおいても楽しく過ごすことができます。
オープンキッチンといっても形はさまざまです。I型と呼ばれるタイプのキッチンをリビングに向かって配置する対面型タイプや部屋の中央に島のようにキッチンを配置するアイランド型など色々な形があります。今までのような壁付けキッチンでは、リビングに背中を向けて一人黙々と家事を行うため孤立感がありましたし、キッチンで家事をしている間は家族とのコミュニケーションも取りにくかったのです。このように家族と向き合う形になることで、家族と顔を合わせてコミュニケーションを取ることができますし、小さな子どもがいる家庭では、家事と育児の両立がしやすいのです。
このようなリビングと一体化したキッチンの場合、音の静かさがポイントとなります。換気扇の運転音や、洗いものをするときの水音がうるさいと家族同士の会話やテレビの音を邪魔されてしまうという問題があるのです。まずは、水の音の静かなシンクにします。水音がうるさいのはステンレス製の流し台に水がぶつかって振動して音を出すためです。静音シンクであれば、シンクの裏側に音の発生を抑える制振材を貼り付け、さらに防湿材で覆う構造となっているので、騒がしい音を発していたのが、かなり音を静かにすることができるのです。
また、換気扇の振動がレンジフードに伝わりゴーという気になる音を発していました。フードの構造に工夫を加えることで静音化し、さらにプロペラファンから音の静かなシロッコファンの採用で、吸い込む力を弱めることなく静かな換気扇となっているのです。
音の静かなキッチンにして、家族団らんの場をしっかりと守りたいものですね。
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12月 14th, 2021
家造りで大部分の人が収納を重視することと思います。この収納とは室内の収納ばかりが注目されてしまい、屋外で使用するもの、室内に収納しておくことができないものを収納する外部収納は忘れ去られてしまうことが多いのです。後から気づいて庭やカーポートスペースに慌てて物置を設置するというケースも少なくありません。収納への満足度を高めるにはこの外部収納においてもしっかりと計画しておかなければなりません。
私が住んでいる地域は冬の寒さが厳しく、冬はスタットレスタイヤが必須です。そこでこのタイヤを保管する場所が我が家には必須でした。そこで建物内に生まれるデッドスペースを利用して外部収納を計画しました。そうすることで庭やカーポートスペースを占領することがありませんし、何よりも住宅の外観をスッキリとさせることができるのです。素敵な住宅でも物置が目に入ると一気に生活感で溢れてしまいます。建物内に外部収納をビルトインさせることで見た目の印象を損なうことがなく、屋外で使用するものをきちんと整理整頓しておくことができます。
外から物の出し入れができるように勝手口を設け、しっかりと照明も設置しています。車から外部収納に、外部収納から車に物を移動させることもあるため、外部収納とカーポートの動線、そして通路幅をしっかりと考慮しました。スタットレスタイヤだけでなく、アウトドア用品、子ども達の屋外用おもちゃ、ガーデニング用品、お米の備蓄庫としても利用しています。外からの動線だけでなく、室内からの動線を確保しました。
室内からの動線があることで、日用品や掃除機など室内で使用するものも整理することができています。
このように外部収納においてもしっかりと計画し、収納への満足度を高めておきましょう。
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11月 13th, 2021
浴室は、滑って転んだり、浴槽で溺れるなどの事故が多い場所です。それだけに家庭の中でも最も危険な場所の一つなのです。そこでしっかりと安全面を確保して、安心して入浴できるようにしておきましょう。
まずは、滑りにくく、衝撃を吸収してくれる床にします。つるつるとしたタイルの床は滑りやすく、転ぶと大きなケガをすることがあります。最近の浴室の床は表面の凹凸を細かくすることで、濡れていても足が床面をピタッととらえ、滑りにくい形状になっているのです。万が一転んでも衝撃を吸収してくれるクッション性を持たせたものや、膝を直接ついても痛くない柔らかい感触の床になっているのです。次は、浴槽のまたぎやすさです。以前に多かった和式の浴槽は高さがあるだけでなく、床に置くタイプであるため、入浴する時に足を高く上げてまたがなければなりませんでした。小さい子ども、足腰の弱い人はとても入りにくいのです。最近は浅型の形状の浴槽が増え、半埋め込み式が主流となったことで、浴槽のへりのまたぎ部分の高さが低くなり、浴槽への出入りがスムーズに行えるのです。
浴槽のまたぎ部分の高さは低すぎても入りにくく、床から40㎝前後が適切な高さと言われています。この高さは、いったん浴槽に腰かけてから入浴動作に移れる高さであり、足腰の弱い人や小さな子どもでもスムーズで安心に入浴することができるのです。
そして最後に、入浴動作を考え、転びやすい姿勢になる時に、身体を支えられるように手すりを設置しておきます。このようにしっかりと浴室の安全面を確保して、快適なバスタイムを送れるようにしておきましょう。
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10月 19th, 2021
家族が長時間共に過ごすリビングは、その時々の気分や目的によって適したあかるさで空間を照らし、より空間の居心地の良さや過ごしやすさに繋げたいものです。
そこで、リモコン一つで明るさの度合いや色温度を簡単に操作できる照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。気になるのは色温度です。色温度とは、光の色を数値で表したものです。高い色温度はより爽快な雰囲気に、低い色温度ではより落ち着いた雰囲気をつくることができるのです。人が心地よさを感じるのは快晴の青空です。そこで一日の始まりや朝目覚めた時、リフレッシュしたい時には、スッキリとしたあかるさが求められます。そこで色温度が高い白~青っぽい光色で空間を照らすことで、スッキリと、爽やかな気分になります。
家族みんなで過ごす夜の時間はくつろぎのあかるさが求められます。色温度が低い赤みがかった光色で空間を照らすことで、夕暮れ空をイメージしたより落ち着いた雰囲気の空間が広がります。そうすると部屋のくつろぎ感が高められ、家族や友人達とくつろぎ、リラックスするには最適なのです。リビングでは読書や勉強を行うこともあります。この場合は、スッキリとした色温度が高い白~青っぽい光色で空間を照らし、尚且つあかるさの度合いをアップさせます。そうすることで文字がくっきりとして読みやすさが増します。
このようにリビングにはその時々で求められる色温度やあかるさの度合いも異なります。色温度や度合いを調整できる照明を選択して、リビングで過ごす時間がより充実としたものとなるようにしておくのも大事なことなのではないでしょうか。
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