リビングに求められるあかり

10月 19th, 2021

 家族が長時間共に過ごすリビングは、その時々の気分や目的によって適したあかるさで空間を照らし、より空間の居心地の良さや過ごしやすさに繋げたいものです。
そこで、リモコン一つで明るさの度合いや色温度を簡単に操作できる照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。気になるのは色温度です。色温度とは、光の色を数値で表したものです。高い色温度はより爽快な雰囲気に、低い色温度ではより落ち着いた雰囲気をつくることができるのです。人が心地よさを感じるのは快晴の青空です。そこで一日の始まりや朝目覚めた時、リフレッシュしたい時には、スッキリとしたあかるさが求められます。そこで色温度が高い白~青っぽい光色で空間を照らすことで、スッキリと、爽やかな気分になります。
家族みんなで過ごす夜の時間はくつろぎのあかるさが求められます。色温度が低い赤みがかった光色で空間を照らすことで、夕暮れ空をイメージしたより落ち着いた雰囲気の空間が広がります。そうすると部屋のくつろぎ感が高められ、家族や友人達とくつろぎ、リラックスするには最適なのです。リビングでは読書や勉強を行うこともあります。この場合は、スッキリとした色温度が高い白~青っぽい光色で空間を照らし、尚且つあかるさの度合いをアップさせます。そうすることで文字がくっきりとして読みやすさが増します。
このようにリビングにはその時々で求められる色温度やあかるさの度合いも異なります。色温度や度合いを調整できる照明を選択して、リビングで過ごす時間がより充実としたものとなるようにしておくのも大事なことなのではないでしょうか。

あかり

1月 9th, 2018

照明を選ぶ際にはついそのデザインばかりに注目しがちで、明るさの色味や明るさの度合いまでしっかりと考慮して選ぶ人は意外と少ないです。しかし、気分や目的に合わせてあかりを変えられる照明を取り入れることで、空間の居心地がより高められるのです。

例えば、一日の始まりはすがすがしくスタートさせたいものです。人が心地よさを感じるのは快晴の青空です。すがすがしく、爽やかな気分になるので朝の目覚めの時やリフレッシュしたい時は、白~青っぽい光色の明るさで空間を照らすといいのです。家族みんなが集う夜の時間帯はよりくつろげる空間が求められます。この場合、赤みがかった光色で空間を照らします。夕暮れ空をイメージした、より落ち着いた雰囲気の空間が広がるのです。部屋のくつろぎ感が高まり、お友達や家族とリラックスしたい時には最適です。

読書をしたり、勉強をする時には、白~青っぽい光色で明るさの度合いをアップさせます。そうすることで文字がくっきりとして読みやすくなります。読書や勉強の際には適したあかりとなります。特に家族が長時間過ごすリビングでは、いろいろなことをして過ごします。その時々でぴったりの明るさで空間を包むことで、暮らしやすさや空間の快適性を実感できるだけに、照明のデザイン性だけでなくあかるさの色味や度合いにまで注目してみるといいのです。

どこにどのような照明を設けるかという配線計画は、家造りの後半でプランニングします。設置場所にもしっかりと目を向け、適した位置に適した明るさが広がるようにしたいものです。