素材に注目した家

9月 1st, 2015

素材で暮らし心地が全く違うというのを感じています。我が家は素材にこだわり家造りを進めてきました。まず肌が直接触れる床です。合板のフローリングではなく、地元の杉を使用した無垢材の床にしました。以前住んでいた住宅の床は合板フローリングでした。夏はベタッと張り付いたような感触で、冬は冷たくて裸足で歩くことはできません。しかし新築住宅は無垢材の床にしたことで、夏でも張り付いたような感触ではなくサラサラと触り心地が良く、冬でもヒヤッと冷たい感触がないので裸足で歩きたくなるほどです。使用する素材でこんなにも違うものかと驚いています。

また壁は漆喰にしました。クロスが主流の現在、漆喰は少々割高で最初は迷いましたが、これも取り入れて良かったと思っています。コストの関係や洗面室やトイレなど水を使用する場所は、漆喰よりクロスがいいということでしたので、部分的にはクロスを取り入れたのですが、室内の快適性はすごく高いです。梅雨時期など外はジメジメしている時でも、室内に一歩足を踏み入れるとカラッと気持ちのいい空間が広がるのです。漆喰は調湿効果に優れています。室内の水分が多いと水分を吸収してくれ、逆に室内が乾燥していると水分を放出してくれます。このおかげで一年を通して室内を快適な空間にしてくれるのです。

漆喰は嫌なニオイを吸収してくれる効果もありますし、人体に悪影響を及ぼすと言われているホルムアルデヒドを吸着してくれる効果も期待できるのです。快適な暮らしを送れるだけでなく、そこに住む人の健康を維持できる家にもなるのです。素材にこだわり家造りをすることで長く大切に住む家となるのです。

都会の家造り

10月 17th, 2010

私の姉が埼玉で注文住宅を建てました。

ご存知の通り、埼玉県はベッドタウンで義理の兄は東京で仕事をしています。

通勤時間は約二時間。それでも自分の家が欲しかったので満足していると義理の兄は言います。

土地は新規開拓の造成地。以前は雑木林だったところを開拓してできた団地です。

義兄の出身は秋田。埼玉からは陸続きなので車でも新幹線でも帰る事ができます。

実家と職場との兼ね合い。それに自分の手の届く範囲での埼玉の注文住宅。

それを義兄は選び、姉と二人で家造りをしたのでしょう。

建物自体は決して大きくはないけれど、自然素材を使った健康住宅を建てました。

子供はもう、高校生なのでいつまで一緒に暮らせるかわかりませんが家族の健康を願う幸せがたくさん詰まった家が出来上がったのです。

私にも相談があったのでできる限りの協力をしました。いつも、家造りに関してのお話を皆さんにさせていただいていますが、身内からこうやって頼られると嬉しいものです。

そして姉は私が紹介した工務店で幸せの器を手に入れました。

先日、姉のところへ遊びに行き、自慢のお家を見せてもらいましたが、無垢の床と漆喰の壁がとてもきれいでこの先、この家でみんなが幸せに暮らせるのだろうと思いました。

本当にいい家とは家族が安心して安全に暮らせる家だと思います。

天然素材を使った健康住宅に住むことができればいいかもしれませんが、そうでなくても家族の笑顔が絶えない家で家族みんなが幸せならばそれでもいいのではないかと思います。

本物の自然素材とは

8月 16th, 2010

一口に自然素材の健康住宅と言っても、名ばかりのところもあります。

無垢の床は本当に防虫の処理など何もせずに、塗装などもしない床材を探すのが大変です。

無垢と言ってもきれいにワックスが塗られてあって、「ワックスフリー(ワックスを塗らなくても、ずっとワックス効果が続く商品)です」なんていうものはせっかくの無垢が台無しです。

どうせならワックスをかけない状態のワックスフリーにして欲しいものです。

無垢は合板でできたフローリングよりも値段が高いものが多く、高価なのですが、安価なものも中にはあります。

そういったものの中にはごまかしのためにワックスを先に塗っているものやつやを出すために塗装をしているものが多々あります。

それでも「無垢材」には変わりないので「無垢です」という説明を受ければそれを注文する人は多いでしょう。

でも、本当は無塗装無着色のワックスもかけていない本物の無垢材と比べてから使って欲しいと思います。

壁に使う漆喰も同じでいろいろなものがありますが漆喰の成分石灰石を100%使った本物の漆喰を選んで欲しいと思います。

ともすると漆喰に見せかけた漆喰もどきだったり、漆喰といいながら接着剤を混ぜてみたりと素人にはわからないような漆喰もたくさん出回っているので気をつけてください。

無添加住宅という会社があります。そこの材料であれば問題ありません。

全国各地に展開している会社なのでモデルハウスなど探して見学に行くといいでしょう。

参考になります。

自然素材の家

7月 28th, 2010

最近、自然素材を使った健康住宅に注目が集まっています。

近年の住宅建築に使われている建築素材に含まれる化学物質から引き起こされるシックハウス症候群、そんな病気になりたくないと誰もが思います。

そして、健康住宅と名のついた住宅会社を訪れる人が増えています。

大阪で健康住宅を建てるのなら、いい素材を使って長持ちする家にしたいと誰でも思うものでしょう。

床には無垢材、壁・天井には漆喰などの天然素材を使うことによって子供の五感が育ち、やさしい子になると言われています。

視覚、嗅覚、触覚などにいい影響を与えるということなのです。

それが本当かどうかは住んだ人にしかわからないと思うのですが、私の知る限りでは無垢の床材を使ったお家では裸足で過ごす子供たちが足から無垢の優しさを感じ取ることができるようになります。

触覚が洗練されていくのですね。

そして漆喰の壁を使ったお家では漆喰の持つ空気清浄作用や湿度の調整をする調湿作用によって快適な空気環境の中で生活をすることができます。

この漆喰の効果はアレルギーやぜんそくの発作をおこしにくくするといわれています。

薬ではないので「治る」と断言することはできませんが、漆喰の家に住んでいる何人もの人が、「子供のアレルギーが治まった」とか「喘息の発作があまり出なくなった」とか言っています。

本当かなとも思うのですが、今までに住んでいた家と比べて空気がいいのがすごくわかると、多くの人が言っています。

家族のために、今、自然素材の家造りや健康住宅が注目されています。